こんにちは。
パジャマはジェラートピケな松岡です。
寝巻きは快眠にとても影響しますね。
さて、先日RENJISHIのスタイリストテストを受けさせてもらいました。
美容師の世界も【昇進試験】があり、それがこの【スタイリストテスト】です。
今回のテストの課題は『フリースタイル』自分でテーマを決め、モデルさんをカットしトータルコーディネートします。
カットを始める前に試験管の上司にスタイルのテーマ、ポイントの説明を自分で書いたデッサンと共にプレゼンします。
私のデッサンをこちらです。
まぁ…上手いとは言えませんが、一生懸命描きました。(これでも自分史上最高の出来です)
ちなみに、私の父、兄、弟は全員マジな絵の才能があり昔から『何故自分だけこんなに下手なんだろう』と思っていました。
そんな中でテストは始まりました。
割と今まで色々なテストを1発で合格する事は全くなくここまで来たので(時間のかかる男なのです)テストの雰囲気に慣れている筈。
な、訳もなく。
いつも通り手汗、顔汗、手も震え、視界も狭くなります。
いつもこうです。
テストというものは普段の仕事でやっている事以上の事は出ない。
と、よく言いますが、自分は普段の仕事すらも出来ないと思っています。
いくら準備をしても【テスト】という現場では普段通りになる事が難しくなります。
テストまでの間何度もウィッグで練習し、イメージトレーニングしてもそれはやはり【本番】とは違うものでした。
で、肝心のテストの結果は…
不合格でした。
写真はすいません。見せたくないので載せません。
自分なりに考えたテーマ、創りたかったヘアスタイル。
それで、臨んだテストでしたが、肝心な事が欠けていました。
『モデルさんの個性から生まれるデザイン』
これが足りませんでした。
なので、上手くいかないカット工程、スタイリング。
普段の営業での仕事の延長線上にあるテストという事。
それを、理解していませんでした。
カットさせてくれるお客様がいて初めて『美容師』という人間に意味が生まれる。
そこんとこの順序を、今一度考え直さないといけない。そう思いました。
試験が終わってカットスタイルに手直しをさせて頂きました。
これも自分が切ろうと思っていたスタイルとは少し違うものです。
ヒトがいて自分が初めて仕事ができる。
そのことを、改めて感じました。
人の内面から出るものをより良く出来るカットを目指して12月は走り抜けたいと思います。
いつも、テストの度に気付きをもらえる環境に感謝します。
次は来年一月にあります。
絶対受かってやる!!