美術館に行っても、横文字の画家の名前を全く覚えられなくて、どの画家が好きかとかの話に全然入れない美容師、松岡です。
東京都美術館で行われている
に、行って参りました。
一度は見た事あると思います、こちら。
元々、バベルの塔とは
時が過ぎ、ノアの子孫はどんどん増えた。彼らは一つの言葉を話し、シナルの平原に住んでいた。ある日、彼らはレンガを積み上げて天まで届く塔を作り始めた。神はその驕りを怒り、「彼らは一つの民で、皆が同じ言葉を話しているからこのようなことを始めたのだ」と考えた。神は、人々がそれぞれ違う言葉を話すようにした。
塔の建設現場では、いくら話しても言葉が通じなくなり建設は中断せざるを得なかった。人々は塔を破壊し世界中に散らばっていった。こうして、世界各地にいろんな言葉を話す人々が住むようになった。この塔のあった町の名がバベル(Babel)。バベルとはバビロンのことで、混乱(バラル)が語源である。
旧約聖書より
昔の画家たちはこの話を元にバベルの塔を絵に描いたそうです。
特にこのブリューゲルのバベルの塔はスケールの大きさで有名です。
しかし、細かなところまで繊細に描かれていて米サイズの人も何百人も描かれています。
最新の技術で、この絵を3DCG化して建物の高さを測ったところ、なんと…
バベルの塔 高さ 510メートル!!
東京タワーより全然高いッス。
そしてこの絵のどこに人が描かれているんだ?…と。
こちらの赤い枠の中に
私が入り込みます。
そしてこの赤い部分をズームします。
こんな感じです。
細か過ぎます。
こんなに小さい人までキチンと描くなんて、凄い集中力と忍耐力です。
この【バベルの塔】には
究極の『マクロの視点』と『ミクロの視点』が融合しているそうです。
確かにッ!!
と、心の中で100回思いました。
ヘアスタイルも大枠の『カタチ』と毛先の『ディテール』の融合が大切です。
俯瞰と近傍を大切に仕事していこうと思いました。
おまけ
バベルの塔展のゆるキャラのインパクトがハンパなかった。
公式マスコット【タラ夫】
誰も写真撮ってなかった 笑
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ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―
[会 期]
2017年4月18日(火)~7月2日 (日)
[会 場]
東京都美術館 企画展示室
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
https://www.tobikan.jp
[開 室 時 間]
9:30~17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
[休 室 日]
月曜日(ただし5月1日は開室)