新調したスプリングコートの登場回数が少ないまま 半袖の季節がやって来てしまいました 。
気温25度 真夏はこれより10度は高くなってたはず・・・
過去の暑さが思い出せない河野Dです。
さて今回は「髪を削ぐ」事についてザックリ話したいと思います 。
大昔 カーラーなどで巻いて逆毛を立ててヘアスタイルをつくっていた時代 髪の毛をレザーなどで削いでいました 。
そして革命的な カット&ブローの時代がやって来て
髪の毛をおろして形になるボブやワンレンが蔓延ってた時は
髪の毛をあまり削いではいませんでした・・・
やがてナチュラルテイストの時代がやって来て
髪を柔らかく軽やかに見せるため 髪を削ぎ始めました。
同じ削ぐでも大昔とは手段や目的が違います。
そして現在 技術の発展により 削ぎは必要に応じて使われるようになりました。
と思ったら 未だにスカスカ(必要以上に削がれた状態のヘアスタイル)のヘアスタイルの方を見かけます・・・
またそのようなスカスカの髪でお客様として来店されます。
RENJISHIではもちろんレザー使用は禁止ですし
削ぎ過ぎスタイルは「悪」と見なされます。
決して「削ぎ」はダメと言っているのではありません。
必要以上な削ぎ「過ぎ」が悪なんです。
私が見る限りでは レイヤーやグラデーション(段差をつける)技術が未熟なため
あまり入れず その結果重くなり「削ぎで重さを減らす」という事になっている様に思えます 。
そうして作られたヘアスタイルは当然型くずれが早く(というかもともと型が無い) 伸びて来たとき根元が重く見えてきます 。
そうするとまた削ぐ また削ぐ また削ぐ・・・・
結果毛先だけがペラペラになってしまいます 。
最後にトリートメントを進められるパターン。
昨今の美容道具(薬剤や器具)は素晴らしい発展を遂げています。
私がなりたての頃(30年前)と比べると 狼煙(のろし)とスマフォぐらいの差があります(笑)
それにくらべて カット技術がまだまだ未熟な気がします。
道具に頼り過ぎ・・・
もっともっと研究の余地があり まだまだ伸びしろが見えるので 未来の美容師の為に 更に研究していきたいと 最近飲んでる時に思いました(笑)
ではでは