キングコング西野著 『魔法のコンパス』を読んで

2016.09.07

こんばんは。

昔から自分には出来ないことが出来る人にすぐ影響受けて真似しちゃうミーハーな美容師、松岡ケンシロウです。

小学生の時は足の速い同級生がロン毛だったので僕もロン毛に。

中学生の時は池袋ウエストゲートパークの長瀬智也に憧れてキャップを買い。

高校の時はBLEACHの黒崎一護のお父さんとオダギリジョーに憧れて髭を生やし。

専門学校では池袋ウエストゲートパークのキングこと窪塚洋介を真似しツイストパーマをあて。

オリジナリティの欠片もない男、松岡ケンシロウです。

そんな僕が一番今注目している男

【キングコング西野亮廣さん】

その西野さんが書いた本

【魔法のコンパス】を読みました。

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内容は簡単に言うと『ドキドキしながら仕事をしてるか?』

という問題に対して

人類滅亡の危機に直面した時、ノアの箱舟に乗るか?小さい漁船に乗るか?

みたいな選択肢を迫られた時に漁船に乗っちゃうような人の考え方でこれからの【仕事】のあり方について書いてる本です。

取り敢えず、

死ぬほど面白かったです。

1年くらい前からフェイスブック上で西野さんをフォローして、ツイッターもラインブログも見てたんですが、この本の発売が本当に楽しみでした!

お笑い芸人がひな壇に出るのをやめる。(西野さんは結構前からそうしています)

これは、美容師がシャンプーはしません。

と言ってる感覚くらいかな?

もし、死ぬ程シャンプーが苦手なら、シャンプーしないで他のサービス(接客、カット、スタイリング、アレンジ)でそれが目立たないくらいお客様を満足させてあげる事が出来たらいいんじゃね?

という考え方。

まぁ、それならスタイリスト1年目でもシャンプーのめっちゃうまい30歳の先輩とかにさせた方がいいと思いますが。

そんな考え方や、他にも

【箱根駅伝のランナーはものすっごいスピードで走ってるのにそれはあんまり伝わってこない】

という問題定義をしていて、それは言われるまで気付かないことなんだけど(なぜなら箱根駅伝はタスキをつなぐことや、先輩後輩の絆や、アニヲタのランナーを応援するなどに重きを置いているテレビ番組だから)

しかし、西野さんはその根悪は【白バイの人】と言っています。

バイクに乗って人間が走るスピードに合わせて余裕の表情でチンタラ走ってる人が先導してるのだから、ランナーのスピードには全く注目は集まりません。

そこで、この本の中では白バイの人をママチャリのおばちゃんに変えよう。

というお話になります。

多分そうなるとママチャリのおばちゃんはとんでもなく必死な表情で大手町から箱根まで疾走することになります。

こうするとランナーの速さもかなり際立つ。

ということ。

ランナーをもっともっと早く走らせるより、演出を変えて伝えていこう。ということらしい。

よくわからないけど、これは【なるほど!】と思ったので美容室でどう活かせるか今から考えていきたいですが、いかんせんオリジナリティがないので、この本を色んなスタッフに読ませてアイデアを考えてもらおうと思っています。

この本今はAmazonで在庫がなくなるという大変貴重な本です。

明日仕事なのに遅くまで寝かせてくれない非常に迷惑な本でした。

RENJISHI 松岡ケンシロウ