RENJISHI HISTORY エピソード20

2017.07.07

連獅子のトレーニングでオープン当初から変わらないもの、それは独特なシザーズの持ち方とフォームです。これは美容師にとってはとても大切で、長く仕事を続けていく上で非常に大きく影響します。

道具は使い方一つで、無理な使い方すると負担がかかり故障します。人間も無理すると故障するでしょう。つまりスポーツもそうですが、ツールや道具の使い方や立ち位置などを含めたフォームが非常大切なってくるのです。
これを構築するのはとても大変ですが、非常に大事なことですから長く変わらず伝えていける定義をつくる事が必要だと考えます。

結果30年営業していますが、現在迄よく耳にする腱鞘炎や腰痛持ちはいません。何より30年迎えた今つくずく感じますね。

例を少々話しますと、レイヤーを切るときは腕と肘、グラデーションは重心のポイントとそれぞれの立ち位置が重要になります。逆に言えばそれさえきちんと理解出来ていれば正確なカットも出来るし、それが出来る事で正確なイメージ通りのデザインもつくれますね。

実はやっぱり大事な事は、先ずキャリング(ハサミの開閉)と、、、、、、。です。

次回はさらに深くお話します。